
3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「冒険」の絵本を探すときは、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶことを意識しつつ、知らない場所や出会いにワクワクできるお話を選ぶとよいでしょう。このページでは、3歳の発達と「冒険」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
3歳で冒険の絵本を選ぶときは、ワクワクする冒険のお話を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
布のおもちゃと女の子の、
心が通う冒険物語!
友情と別れ、
そして再会の喜びが詰まった絵本です
ぬいぐるみのきつね「こん」と女の子あきが、電車に乗っておばあちゃんの家を目指す旅の途中で起こる出来事を描いた物語です。大切な相棒を守ろうとするあきの気持ちや、道中で芽生える心細さと勇気が丁寧に描かれており、2〜5歳の子どもは自分のお気に入りのぬいぐるみと重ねながら聞き入ることができます。旅先で出会う人々とのふれあいも温かく、支え合うことの大切さがやさしく伝わってきます。親子で寄り添いながら読むことで、安心感とともに小さな冒険の高揚感も味わえる名作です。
絵本の分野
本の特徴
紙飛行機が、大冒険へ!
シンプルな遊びの中に、
心弾む世界が広がる一冊です
一機の紙飛行機が風に乗って飛んでいく様子を、子どもの目線からそっと見つめていく物語絵本です。派手な事件が起こるわけではなく、日常のふとした瞬間に心が動く小さな出来事を丁寧にすくいとっており、2〜5歳の子どもが身の回りの発見や不思議を感じ取りながら、自分なりに想像を広げていけます。静かな時間の流れを味わう構成なので、賑やかな遊びの合間よりも、寝る前や落ち着いたひとときに読むのがおすすめです。読み終えたあと、親子で紙飛行機がどこまで飛んでいったのかを語り合いたくなる、心にじんわり残るやさしい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おしいれから始まる、
忘れられない大冒険!
友情と勇気の大切さを、
手に汗握る体験で学ぶ一冊です
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。 ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計230万部を超えるロングセラー絵本。
絵本の分野
本の特徴
日本を代表する英雄の冒険、
何度も読みたくなる!
世代を超えて愛される民話の世界に入る一冊です
川から流れてきた大きな桃から生まれた男の子が、犬・猿・きじを仲間にして鬼退治に向かうという、日本の代表的な昔話を描いた絵本です。素朴で温かみのある絵柄と簡潔な語り口で、小さな子どもにも物語の流れが伝わりやすくつくられています。2〜5歳の子どもにとっては、仲間と力を合わせて困難に立ち向かう主人公の姿がわかりやすく、勇気やチームワークの大切さを感じ取るきっかけになります。読み聞かせでは、桃が流れてくる場面や仲間が増えていく場面など、テンポの良い展開にわくわくしながら耳を傾け、昔からある物語の世界に親しむ時間を過ごせます。
絵本の分野
本の特徴
友だち三人の冒険が
わくわく止まらない!
友情と協力の大切さを学ぶ物語です
元気な三人組が力を合わせて、宝物が眠るという島を目指して船を進めていく冒険物語です。海や島を舞台に、次々と現れる出来事に立ち向かいながら進んでいく展開は、わくわくする気持ちを掻き立ててくれます。友だち同士が助け合い知恵を出し合いながら困難を乗り越えていく姿は、友情や協力の大切さを自然に伝えてくれるでしょう。冒険心が芽生え始める年齢の子どもにとって、自分も仲間と一緒に旅をしているような気分を味わえる一冊です。読み聞かせでは、展開のたびに驚きや期待が生まれ、親子で盛り上がれる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
わんぱくな仲良したちの大冒険が炸裂!
友情とユーモアで、
子どもの笑顔が絶えない一冊です
元気な三人組が繰り広げる愉快な冒険シリーズの一冊で、今回は星空の下での出来事が描かれます。仲間たちと力を合わせながら、あれこれ工夫したり失敗したりを繰り返す姿がテンポよく展開し、笑いと驚きが詰まった時間を届けてくれます。友だち同士の掛け合いやユーモアたっぷりの言い回しが、子どもたちの共感と笑いを誘います。読み聞かせでは、声の調子を変えながら読むことで臨場感が増し、親子で一緒にわくわくしながら物語を追いかけられます。友情や協力の大切さを、堅苦しくなく楽しく感じ取れる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
変身する不思議な友だちとの冒険!
家族と友情の絆を感じる一冊です
体の形を自由自在に変えられる不思議な存在が、仲良しの二人と一緒に大切な家族を探して遠い旅に出かけるお話です。行く先々で出会う出来事や景色の変化を通じて、力を合わせることの心強さや、離れていても思い合う気持ちの温かさが伝わってきます。姿を変える楽しい発想は小さな子の想像力を刺激し、旅の途中のはらはらする場面は読み聞かせに動きを与えてくれます。友だちや家族とのつながりを自然に感じられる内容なので、親子で声色を工夫しながら読むと、冒険の臨場感がより楽しめる一冊です。長く愛されてきた定番シリーズの一話としても親しみやすい内容です。
絵本の分野
本の特徴
山奥で育った力持ちの少年、
その活躍を見守ろう!
昔話の魅力を感じながら、
勇気と優しさを学ぶ絵本です
山の中でくまや動物たちと相撲をとって遊ぶほど強い力を持つ男の子、きんたろうの姿を描いた昔話です。まさかりをかつぎ、動物たちを相手に元気いっぱいに遊ぶ様子は、力強さとおおらかさにあふれ、聞いているだけで体を動かしたくなるような躍動感があります。自然の中でのびのびと育つきんたろうの生き方を通して、たくましさや優しさ、仲間との関わり方についても自然に感じ取れる内容になっています。力強い絵とともに語られる昔話は、日本の伝承に親しむ最初の一冊としてもふさわしく、読み聞かせでは子どもと一緒に声を出したり体を動かしたりしながら楽しめる時間になります
絵本の分野
本の特徴
アメンボが船で冒険に出かける!
小さな生き物の世界を冒険する喜びが広がる一冊です
小さな生き物たちの世界を舞台に、水辺を旅していくような物語が展開される一冊です。アメンボをはじめとする水辺のいきものたちの姿が生き生きと描かれ、普段は気づきにくい小さな生き物たちの視点から見た自然の様子を味わうことができます。冒険という言葉にふさわしいわくわくする展開が続き、想像力を刺激されながら自然科学への興味も育まれる構成になっています。読み聞かせでは、身近な水辺にひそむ小さな命の営みに気づかされ、外に出て実際に観察してみたくなるような余韻を残してくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
たんたと一緒にドキドキの冒険へ!
友だちとの関係を深める物語です
小さな男の子が主人公となり、身近な場所から少し足をのばして未知の世界へ出かけていくお話です。道の途中では思いがけないものやできごとに出会い、どきどきする気持ちとわくわくする気持ちが入り混じりながら物語が進んでいきます。友だちとのやりとりを通して、ひとりでは味わえない発見の楽しさや、助け合うことの心強さも自然に描かれています。3〜6歳の子どもにとっては、初めての場所に踏み出す勇気や、知らないものへの好奇心に共感しやすい内容で、自分自身の冒険心を重ね合わせながら聞くことができるでしょう。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 感情物語冒険 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 3〜5歳 | 物語冒険 | ||
| 3 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 友だち思いやり物語 | ||
| 4 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | どうぶつ物語冒険 | ||
| 5 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | 友だち物語冒険 | ||
| 6 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | 友だち宇宙冒険 | ||
| 7 | 定番講談社 | 3〜6歳 | 友だち物語冒険 | ||
| 8 | 教育画劇 | 3〜6歳 | どうぶつ物語冒険 | ||
| 9 | 講談社 | 3〜6歳 | むし・いきもの物語冒険 | ||
| 10 | 学研プラス | 3〜6歳 | 友だち物語冒険 |
冒険の絵本は、知らない世界への一歩を主人公と一緒に踏み出す物語です。困難を乗り越えて成長する姿に触れることで、想像力とともに挑戦する気持ちも育まれます。年齢に合ったスリル感の一冊から始めましょう。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 冒険の絵本で怖がってしまう場合はどうすればいいですか?
A. ハラハラする場面があっても、最後は安心できる結末で終わるお話を選ぶと安心です。読みながら「大丈夫だよ」と声をかけてあげるのもおすすめです。
Q. 3歳に「冒険」の絵本は向いていますか?
A. 3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「冒険」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は3歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。