
6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「かぞく」の絵本を探すときは、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶことを意識しつつ、親子・きょうだい・祖父母など身近な関係が温かく描かれた絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、6歳の発達と「かぞく」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
6歳でかぞくの絵本を選ぶときは、家族の愛情や日常が描かれた絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
おじいちゃんの子ども
時代に引き込まれる!
世代と時間をつなぐ、
家族の物語を感じる一冊です
おじいちゃんが子どもだった昔の暮らしを、当時の遊びや道具、季節ごとの行事などとともに振り返っていく絵本です。今の生活とは違う昔の日常が、丁寧な絵とともに描かれており、電気や道具が少なかった時代に人々がどう工夫して暮らしていたかを具体的に感じ取ることができます。3歳から6歳の子どもにとっては、家族の年配の世代がかつて子どもだったという事実そのものが新鮮な驚きとなり、身近な祖父母への興味や親しみを深めるきっかけになるでしょう。読み聞かせの時間には、実際のおじいちゃんおばあちゃんの子ども時代を尋ねてみたくなるような、世代を超えた対話が生まれ
絵本の分野
本の特徴
一人で初めてのおつかい、
ドキドキが詰まってる!
子どもの勇気と親の優しい見守りが伝わる絵本です
小さな女の子が、初めて一人でお使いに出かける様子を描いたロングセラー絵本です。慣れない道を歩き、お店の人とやり取りをする中で、緊張したり不安になったりしながらも、頑張って役目を果たそうとする姿が丁寧に描かれます。3〜5歳ごろは、家族の役に立ちたいという気持ちや、知らない場所へ踏み出すどきどき感が芽生える時期。読み聞かせを通して、子どもが感じる誇らしさや心細さに寄り添いながら、生活の中での小さな成長を親子で一緒に見つめられる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
かこさとし最後の贈り物、ついに公開!
平和の大切さを感じる、
世代を超えた名作です
長く世に出ることのなかった作品で、作者が幼い頃に実際に経験した太平洋戦争中のできごとをもとに描かれています。秋の景色の中で暮らす人々の毎日に、少しずつ戦争の影が忍び寄っていく様子が、静かな筆致でつづられます。小さな子どもにとっては難しく感じられる場面もあるかもしれませんが、平和について家族で考えるきっかけになる一冊です。読み聞かせの後には、季節の移ろいや暮らしの大切さについて、親子で言葉を交わす時間を持ってみてはいかがでしょうか。戦争を知らない世代に静かに語りかけてくる、深い余韻の残る作品です。
絵本の分野
本の特徴
平和って、こんなに素敵なんだ!
やさしさの大切さが心に届く絵本です
小さな子どもの視点から「へいわ」とはどんなことかを、素直な言葉でつづった詩のような絵本です。ごはんを食べられること、家族と眠れること、友だちと笑い合えることなど、当たり前に思える日々の場面を通して、平和の意味がやさしく浮かび上がってきます。4〜6歳の子には難しい言葉を使わずに大切なテーマに触れる機会となり、身近な幸せに気づくきっかけになります。読み聞かせでは、家庭や友だちとの日常を振り返りながら、平和について親子で言葉を交わす穏やかな時間が生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おじいちゃんのおおらかさに、
心がほぐれる!
親世代も共感できる、
人情味あふれる傑作です
長谷川義史によるロングセラー絵本で、豪快でおおらかなおじいちゃんが「いいから、いいから」と何でも受け止めてくれる姿がユーモラスに描かれます。失敗しても叱られず、大きな心で包み込まれる安心感は、3〜6歳の子どもの感情や社会性を育む土台になります。関西弁を思わせるおおらかな語り口が親しみやすく、読み聞かせをするうちに親子で自然と笑顔になれる作品です。家族のつながりの温かさを感じさせてくれる、シリーズ化された人気の一冊です。
絵本の分野
本の特徴
妹の入院を通して、
兄弟の絆が育まれる!
家族への思いやりと成長を学ぶ名作です
『あさえとちいさいいもうと』でおなじみの筒井頼子と林明子のコンビによる、きょうだいの気持ちに寄り添うロングセラー絵本です。いもうとが入院することになり、残された子どもが感じる不安や寂しさ、そして家族を思う気持ちが、やさしい文章と林明子の温かい絵で描かれます。きょうだいがいる家庭では、下の子の入院や不在という非日常の出来事に、上の子がどう向き合うかを一緒に考えるきっかけになるでしょう。2歳から5歳頃の、家族の変化に敏感になる時期の子どもに寄り添う一冊で、読み聞かせを通して思いや
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本の特徴
14ひきシリーズ、はじまりの一冊!
家族で力を合わせる楽しさが伝わる定番です
お父さんとお母さん、おじいさんおばあさん、10ぴきのきょうだいからなる14ひきのねずみ家族が、住み慣れた場所を離れて森の奥へと引っ越していくお話です。新しい暮らしの場所を探し、木の根元に自分たちの家を作り上げるまでの道のりが、細部まで丁寧に描かれた絵で表現されており、3〜6歳の子どもは1ぴきずつの違った表情や動きを見つける楽しさを味わえます。家族みんなで力を合わせて何かを成し遂げる過程を通して、協力し合うことの大切さが自然に伝わる、シリーズ第1作にふさわしい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
アカネちゃんの涙が
海に変わっちゃった!
子どもの心を優しく寄り添う感情の物語です
アカネちゃんという女の子の涙をめぐる出来事を描いた物語で、泣きたくなるような出来事に出会ったときの気持ちの動きが、丁寧な言葉と情景で綴られています。悲しみや戸惑いといった感情がどのように生まれ、周りの人やもの、時間の流れの中でどう変わっていくのかを、静かに見つめるような構成が特徴です。派手な展開ではなく、心の内側にそっと寄り添うような描かれ方は、感情を言葉にすることがまだ難しい年齢の子どもにとって、自分の気持ちを見つめ直すきっかけになります。読み聞かせでは、涙の理由を親子で語り合ったり、登場人物の気持ちに寄り添ったりする、静かで温かな
絵本の分野
本の特徴
お姉ちゃんの気持ちが
ふわっと伝わってくる!
兄弟姉妹の関係が優しく描かれた絵本です
姉のあさえと小さな妹の日常を描いた、林明子の柔らかな絵が印象的なロングセラー絵本です。きょうだいの間に生まれる思いやりや戸惑い、ふとした瞬間の優しさが丁寧に表現されており、2〜5歳の子どもたちが自分やきょうだいの姿と重ね合わせながら物語に入り込めます。妹や弟がいる家庭はもちろん、家族の中での感情のやり取りを学ぶきっかけとしても親しみやすく、読み聞かせを通して思いやりの気持ちが自然と育まれていく一冊です。
絵本の分野
本の特徴
双子の友情と冒険が輝く物語!
友だち関係の大切さを学べる名作です
見た目はそっくりでも性格や好みが違うふたごの女の子たちを中心に、友だちや家族との関わりの中で起こる日常のできごとを描いた物語です。似ているようでいて違う二人が、それぞれの個性を発揮しながら過ごす様子がユーモラスに、そして温かく綴られています。きょうだいならではのやり取りや、友だちとの関わりの中で生まれる小さな出来事が、子どもにとって身近に感じられる内容です。4〜6歳の子どもには、自分と誰かを比べたり違いを認めたりする気持ちの動きを、物語を通して自然に感じ取れる機会になります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 5〜6歳 | かぞく図鑑物語 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | かぞく生活物語 | ||
| 3 | 講談社 | 6〜6歳 | かぞくきせつ物語 | ||
| 4 | ブロンズ新社 | 5〜6歳 | かぞく思いやり感情 | ||
| 5 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | かぞくユーモア物語 | ||
| 6 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 7 | 定番童心社 | 3〜6歳 | どうぶつかぞく物語 | ||
| 8 | 定番講談社 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 9 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 10 | 定番あかね書房 | 4〜6歳 | かぞく友だち物語 |
かぞくの絵本は、親子やきょうだい、おじいちゃん・おばあちゃんとの温かな関わりを描き、「自分は愛されている」という安心感を育てます。何気ない日常のやりとりが、子どもにとってはかけがえのない幸せ。読み聞かせの時間そのものが、家族の絆を深めます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 下の子が生まれた上の子にも良い絵本はありますか?
A. きょうだいや赤ちゃんをテーマにした家族の絵本は、上の子の複雑な気持ちに寄り添ってくれます。「あなたも大切」という気持ちを、絵本を通じて伝えられます。
Q. 6歳に「かぞく」の絵本は向いていますか?
A. 6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「かぞく」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は6歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。