
1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「友だち」の絵本を探すときは、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶことを意識しつつ、貸し借り・順番・けんか・仲直りを自然に考えられる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、1歳の発達と「友だち」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
1歳で友だちの絵本を選ぶときは、友だち関係や人との関わりを描いた絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
① 指さしできる参加型を選ぶ
「あった!」を一緒に喜べる参加型の絵本が向いています。
絵本の分野
本の特徴
こぐまちゃんと
ボールの掛け合いが最高!
世代を超えて愛される読み聞かせの定番です
「こぐまちゃん」シリーズの一冊で、こぐま社の絵本らしいシンプルな線と鮮やかな色使いが小さな子どもの目を引く作品です。ボールという身近な遊び道具を題材に、こぐまちゃんの動きや表情が生き生きと描かれ、1歳から4歳頃の子どもが繰り返し楽しめる内容になっています。短い文章とわかりやすい展開なので、初めての読み聞かせにも向いており、親子でボール遊びのまねをしながら読むこともできます。友だちとものを共有したり一緒に遊んだりする社会性の芽生えにもそっと寄り添ってくれる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
すりすりすりすり、みんなやってくる!
ロングセラーの傑作で、
ふれあいの喜びを感じる一冊です
元気いっぱいのももんちゃんが、砂場でごきげんに遊んでいるところに、ひよこさんやきんぎょさんたちがやってきて、すりすりとくっついてくるあたたかいお話です。ももんちゃんはいいにおいがするようで、次々とおともだちが寄ってくる様子がユーモラスに描かれ、くり返しのリズムある言葉が心地よく耳に残ります。1〜3歳の子にとっては、体をくっつけあう触れ合いの心地よさや、友だちと関わる楽しさを感じ取れる内容で、読み聞かせのときには実際にすりすりと触れ合いながら読んであげると、より一層親子のスキンシップの時間として楽しめます。
絵本の分野
本の特徴
ももんちゃんはどこへ向かうのか?!
友だちとのお出かけが楽しくなる一冊です
小さな主人公が仲良しのお友だちを連れて、どこかすてきな場所へ向かっていく様子を描いたお話です。行き先を想像しながらページをめくる楽しさがあり、繰り返しのリズムある言葉とやさしい絵が、小さな子どもの興味をひきつけます。お出かけやお友だちとのふれあいをテーマにしているため、社会性が育ち始める時期の子にとって、人との関わりや外の世界への興味を優しく後押ししてくれる内容です。読み聞かせの際には、次に何が出てくるか一緒に予想しながら読むと、親子の会話も自然に広がります。短い時間で読み切れるので、寝る前や隙間時間にもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
友だちに会いたい気持ちが伝わる!
世代を超えて愛される友情物語です
動物たちが「どこへいくの?」とたずねると「ともだちにあいに!」と答えながら道を進んでいく、やさしい繰り返しのお話です。次々に登場する動物と、シンプルなやりとりのリズムが心地よく、言葉を覚え始めた子どもも声に出してまねしたくなります。友だちに会いに行くというまっすぐな気持ちが伝わってくる内容で、小さな子どもにも「会いたい」「一緒にいたい」という気持ちを親しみやすく届けてくれます。読み聞かせでは、親子で一緒に問いかけと答えを楽しみながら、友だちや仲間について自然に話すきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
友だちづきあいのヒントが満載!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
おさんぽしていたジョジョくん、みんなが「ぎゅっ」としているのをみてママがこいしくなりました。「ママー!」どうぶつたちのしあわせそうなかお!おもわず、ぎゅっとしたくなる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
そらまめくんと仲間たちの
一日が愛おしい!
リズミカルな物語の世界にはまる一冊です
ふかふかのベッドが自慢のそらまめくんが、なかまたちと一緒に朝から夜までを過ごすにぎやかな一日を描いた絵本です。起きる、遊ぶ、食べる、眠るといった子どもの生活リズムに重なる場面が次々に登場し、そらまめくんとおなじみのなかまたちとのやりとりが温かく描かれます。愛らしい表情や豆のさやのふとんなど、シリーズならではの世界観やキャラクターの魅力がぎゅっと詰まっており、繰り返し親しんできた子には嬉しい一冊です。2〜4歳の子どもにとっては、自分の一日と重ねながら聞ける身近さがあり、言葉のリズムや音の響きを楽しみながら、なかま同士の関わりや想像を広げ
絵本の分野
本の特徴
1歳が大好きな「ばあ」と、
指差し遊びがぎっしり!
言葉と世界への興味が芽生える赤ちゃん絵本です
どうぶつやのりものなど、1歳ごろの子どもが大好きなものがぎゅっと詰まった、親子のふれあいを楽しむ絵本です。ページをめくるたびにいないいないばあのような遊びや、指差ししながら「これなあに」と語りかけたくなる場面が続き、言葉がまだ少ない時期でも指差しや声かけを通して自然にやり取りが生まれます。軽くて丈夫な作りなので、小さな手でも持ちやすく、おでかけ先やお出かけバッグにもすっと入るのがうれしいところです。膝の上で抱っこしながら、絵を指さして名前を言い合ったり、動物の真似っこをしたりと、親子のスキンシップの時間としても活躍します。
絵本の分野
本の特徴
ペアで楽しむパンダのなかよし体操!
リズムとふれあいで心がつながる一冊です
人気のパンダたちが、ちんあなごのまねっこやシーソー、ふみきりなど、二人一組になってできる体操を紹介する一冊です。家庭でも園でも取り入れやすい動きが並び、親子や友だち同士でペアになって一緒に体を動かすきっかけになります。読み聞かせをしながら実際に真似してみることで、触れ合いながら仲良くなる楽しさを体感でき、笑い声の絶えないひとときになりそうです。小さな子でも親しみやすいパンダのイラストが、体操への興味を後押ししてくれる、シリーズらしい親しみやすさが詰まった作品です。
絵本の分野
本の特徴
友だちづきあいのヒントが満載!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
朝ごはん食べた後、ぎゅっ!ご本を読んだ後、ぎゅっ!おさんぽした後、ぎゅっ!ママがぼうやを何度もぎゅっと抱きしめます。
絵本の分野
本の特徴
一緒に遊ぶって、こんなに楽しい!
お友達との時間が広がる絵本です
小さな子ども同士が出会い、「なにするの?」と声をかけ合いながら一緒に遊び始める様子を描いた絵本です。言葉のやりとりがまだ少ない年齢の子どもにも通じる、遊びへの誘い方や仲間に加わる楽しさが、テンポのよい掛け合いとユーモラスな展開で表現されています。友だちとの関わりを学び始める時期にぴったりで、読み聞かせを通して「一緒に遊ぶって楽しい」という気持ちを自然に感じ取れます。親子で声を掛け合いながら読むことで、実際の遊びの場面でも使えるやりとりの練習にもなる、親しみやすい一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番こぐま社 | 1〜3歳 | 友だちユーモアシリーズ | ||
| 2 | 定番童心社 | 1〜3歳 | 音リズム友だちユーモア | ||
| 3 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 友だち物語シリーズ | ||
| 4 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 音リズムどうぶつ友だち | ||
| 5 | 定番徳間書店 | 0〜4歳 | 友だち思いやり | ||
| 6 | 小学館 | 1〜4歳 | 音リズム友だち生活 | ||
| 7 | Gakken | 1〜3歳 | どうぶつのりもの友だち | ||
| 8 | 講談社 | 1〜4歳 | 音リズムどうぶつ友だち | ||
| 9 | 定番岩崎書店 | 0〜4歳 | 友だち思いやりプレゼント | ||
| 10 | 講談社 | 1〜4歳 | 友だちユーモアシリーズ |
友だちの絵本は、貸し借りや順番、けんかと仲直りといった、人との関わりの中で起きる出来事を物語で描きます。正解を教え込むより、登場人物の気持ちを一緒に考えることで、相手の立場を想像する力が育ちます。集団生活が始まる前後の子の心の支えになります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 友だちとうまく遊べない子に読ませるべき?
A. 「こうしなさい」と教えるためより、登場人物の気持ちを一緒に味わうために読むのがおすすめです。物語を通じて、自分や友だちの気持ちに気づくきっかけになります。
Q. 1歳に「友だち」の絵本は向いていますか?
A. 1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「友だち」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は1歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。