
1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「数」の絵本を探すときは、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶことを意識しつつ、生活や遊びの中で、自然に数を楽しめる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、1歳の発達と「数」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
1歳で数の絵本を選ぶときは、数や数えることに親しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
かず遊びが、こんなに楽しい!
数の世界が身近で好きになる一冊です
数を覚えることを目的とするのではなく、数そのものと楽しく仲良くなれるように作られた絵本です。身近なものや生き物が登場し、1・2・3と数えていく中で、子どもたちが自然に数の面白さに気づいていけるような構成になっています。堅苦しい学習色は薄く、遊び感覚でページをめくりながら「もっと数えてみたい」という気持ちが育まれていきます。1歳から4歳の、数字にふれ始めたばかりの子どもにとって無理のない導入となり、読み聞かせの時間には親子で指さしをしながら一緒に数える楽しさを共有でき、数への親しみを育む最初の一冊としておすすめです。
絵本の分野
本の特徴
いち、に、さん…数えて、
笑って、おやつの秘密!
数の概念と楽しさが一度に身につく一冊です
あかちゃん、あおちゃん、きいろちゃんという三匹が、帽子をかぶったりぶらんこに乗ったりしながら、いち、に、さんと数を数えて仲良く遊んでいきます。繰り返されるリズミカルな数え歌のような言葉が心地よく、色や数への興味を自然に引き出してくれます。楽しく遊んでいた三匹の前に、おやつの場面でちょっとした出来事が起こり、物語に小さな展開が生まれます。短くやさしい言葉で構成されているため、読み聞かせの時間も短く、集中がまだ続きにくい年齢の子どもでも最後まで楽しめる、繰り返し読みたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
数えたくなる、身近な世界!
数える喜びが自然に身につく一冊です
動物や乗り物、果物といった身近なものが次々と登場し、数を数えながらページをめくっていく絵本です。カラフルで親しみやすいイラストが並び、ひとつ、ふたつと指を差しながら数える楽しさを自然に味わえます。数字そのものを教え込むというより、絵を見て数える体験を通じて数の感覚を育んでいく内容なので、数にまだ触れたばかりの子どもにも無理なく寄り添えます。読み聞かせのときには、一緒に指さしながら声に出して数えることで、親子のやりとりが生まれ、数を楽しいものとして感じられる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
りんごひとつから広がる数の世界!
数字への興味を自然に引き出す古典です
木からぽとりと落ちた一つのりんごをめぐって、森に暮らす小さな生きものたちが次々に集まってくるお話です。誰かが見つけ、誰かがかじり、また誰かがやってくるという繰り返しの展開は、小さな子どもにとって次に何が起こるか予想しながら楽しめる心地よいリズムを持っています。やさしい絵柄で描かれる森の仲間たちの表情や仕草も見どころで、りんごという身近な果物を通して「ひとつ」「わける」といった数や量の感覚に自然に触れることができます。言葉が少なく繰り返しの多い構成なので、1〜3歳の子どもが自分でページをめくりながら見るのにも向いており、読み聞かせでは声
絵本の分野
本の特徴
おばけと一緒に数えるって、
こんなに楽しい!
数えることが好きになる、
ユーモアあふれる一冊です
1匹、2匹とおばけが登場し、ユーモラスな姿とともに数がふえていく、かぞえうたのえほんです。こわさよりもおかしみが前面に出た絵柄で、おばけという子どもが大好きなモチーフを通して、自然に数の順序や量の感覚に親しめます。リズミカルな言葉の繰り返しは声に出して読みたくなる心地よさがあり、読み聞かせでは親子で一緒に数をとなえながら、次はどんなおばけが出てくるかと期待をふくらませる時間になります。2〜4歳頃の、ものの数に興味を持ち始めた子どもにちょうどよい出会いの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ひつじが増えていく、数の魔法!
自然に数が身につく、
物語の世界です
眠れない夜、羊を数えるとよく眠れるという言葉どおり、ひつじが一匹、二匹と現れては、ページの中をのんびり歩いていきます。数がふえるごとに賑やかになっていく様子や、ひつじたちのとぼけた表情、素朴であたたかみのある絵のタッチが、小さな子どもの心をゆったりとほぐしてくれます。数の感覚に触れながら、寝る前の時間を穏やかに過ごせる一冊で、繰り返しのリズムある言葉は読み聞かせにもぴったりです。1歳から4歳ごろまで、数字にまだ親しみのない子から少しずつ数を覚え始めた子まで、それぞれの段階で楽しめる内容になっています。
絵本の分野
本の特徴
ねずみたちの比べっこで
数の世界が楽しい!
ロングセラーが育む自然な数感覚です
かわいらしいねずみたちが登場し、大きさや長さ、数などを比べ合う様子を描いた絵本です。「どっちが大きいかな」「どちらが多いかな」といった素朴な問いかけが繰り返され、絵を見ながら答えを探す楽しさが自然と数や量の感覚に結びついていきます。難しい説明がなくても、絵本を眺めているうちに比べることの面白さが体で分かるようになっている点が魅力です。2〜4歳の子どもが数や大小の概念に初めて触れる一冊として親しみやすく、親子で指さしながら会話を広げる読み聞かせの時間にもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
ブタが増えて数が学べる!
めくる喜びと数概念が同時に育つ絵本です
1、2、3とブタが次々に登場し、数がどんどん増えていくにつれてページの中がにぎやかになっていく様子を楽しめる絵本です。増えすぎたブタたちで「きゅうきゅう」になっていく展開がユーモラスに描かれ、数の増減を目で見て感じ取れる作りになっています。分厚くしっかりとした作りのページは1〜3歳の小さな手でもめくりやすく、指先を使う練習にもつながります。読み聞かせでは、数を一緒に声に出して数えたり、増えていくブタの様子を指さししたりしながら遊び感覚で楽しめるため、数への興味を育てる最初の一冊としてもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
引っぱると絵が変わって、
ともだちが増える!
数を学びながら友情の輪を感じられる一冊です
タブを引くと絵が変化する仕掛けを楽しみながら、1から5までの数や物の名前に触れられる絵本です。動かすたびに友だちの数が増えていく様子が目で見てわかるようになっており、数える楽しさと変化する絵の面白さが一体になっています。手を使って仕掛けを動かす体験は小さな子どもの好奇心を引き出し、繰り返し遊ぶうちに自然と数の感覚や言葉が身についていきます。読み聞かせでは一緒に指を動かしながら数えることで、親子のやりとりも生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
世界の言葉で数える、ワクワク体験!
多言語との出会いが視野を広げる一冊です
「いちにのさん!」というかけ声とともに、身近な動作や遊びが繰り返されていく絵本です。ジャンプしたり、手をたたいたり、誰かと一緒に何かをするときの心地よいリズムが、シンプルな言葉と絵で表現されています。タイトルからもうかがえるように、日本語だけでなくいくつもの言語で同じ言葉が示されており、数を数える響きの違いや共通する楽しさに自然と触れられる作りになっています。1〜4歳の子どもにとって、数字や掛け声はまだ意味以上に音やリズムそのものが楽しいもの。読み聞かせでは、大人と一緒に声をそろえて「いちにのさん」と言ってみたり、体を動かしてみたりす
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番絵本館 | 1〜4歳 | どうぶつ数 | ||
| 2 | 定番童心社 | 1〜3歳 | 食育数 | ||
| 3 | 定番岩崎書店 | 1〜4歳 | どうぶつのりもの数 | ||
| 4 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 食育どうぶつ数 | ||
| 5 | 定番草土文化 | 1〜4歳 | 音リズム数ユーモア | ||
| 6 | フレーベル館 | 1〜4歳 | 寝かしつけどうぶつ数 | ||
| 7 | 定番こぐま社 | 1〜4歳 | どうぶつ数形 | ||
| 8 | 岩崎書店 | 1〜3歳 | 数ユーモアしかけ | ||
| 9 | 岩崎書店 | 1〜4歳 | 数友だちしかけ | ||
| 10 | 童心社 | 1〜4歳 | 音リズムことば数 |
数の絵本は、計算を覚えさせるためではなく、「いくつ?」「どっちが多い?」と数えたり比べたりする楽しさを育てます。生活や遊びの場面で数に触れる経験は、就学後の算数的なセンスの土台になります。問いかけながら読むと、考える楽しさが伝わります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 数の絵本は何歳から楽しめますか?
A. 1〜2歳から、絵を一緒に「いち、に」と数えるだけでも楽しめます。年齢が上がるにつれて、量を比べたり順番を考えたりと、楽しみ方が広がります。
Q. 1歳に「数」の絵本は向いていますか?
A. 1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「数」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は1歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。