
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「あいさつ」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、あいさつする場面が自然に描かれているお話を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「あいさつ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳であいさつの絵本を選ぶときは、あいさつの大切さや習慣を学べる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
朝の出かけ際、楽しく笑える!
毎日の挨拶が自然と身につく一冊です
「いってらっしゃい」「いってきまーす」という毎日交わされるあいさつを題材にした、林明子の温かい絵と神沢利子の言葉が響き合う絵本です。1〜4歳の子どもにとって身近な生活のワンシーンをユーモラスに描いており、お出かけや見送りの場面を通して、家族や周囲の人とのやり取りの楽しさを感じ取ることができます。繰り返しのフレーズが心地よく、読み聞かせをしているうちに子ども自身も一緒に声を出したくなるような、生活習慣や社会性が自然と育まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
毎日の「ありがと
う」が、もっと素敵に!
基本的な挨拶を自然に身につける絵本です
「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」など、日常のさまざまな場面で交わされるあいさつの言葉が、リズムよく紹介されていく絵本です。あいさつを交わすことで気持ちが通じ合ったり、その場の空気がやわらかくなったりする様子が、親しみやすい言葉と絵で表現されています。2〜4歳の子どもにとっては、まさに今、生活の中で覚えていく言葉ばかりで、絵本の中の場面と自分の毎日を重ねやすい内容です。読み聞かせでは、声に出してあいさつを真似してみたり、親子で実際に言葉を交わし合ったりしながら、言葉を使う喜びを感じられる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
朝の支度が謎解きゲームに!
生活習慣を楽しく身につけられる絵本です
朝の身支度に登場するさまざまな道具や持ち物が、いったい誰のものなのかを考えながらページをめくっていく絵本です。歯ブラシやタオル、着替えなど、毎朝の生活の中で見慣れたものが次々に描かれ、子どもは自分の朝の様子と重ね合わせながら楽しむことができます。2〜4歳は生活習慣を身につけていく時期であり、身支度の流れを絵本の中で追体験することで、自分でやってみたいという気持ちが芽生えるきっかけにもなります。読み聞かせでは「これは誰のかな」と問いかけながら、親子で会話をしつつ読み進められる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
新しいお友達との
出会いがこんなに素敵!
友情の芽生えを温かく見守れる絵本です
主人公の女の子まいちゃんが、日々のくらしの中でいろいろな人や出来事に出会っていく様子を描いたお話です。あいさつを交わしたり、友だちや周りの人とやり取りをしたりする場面を通して、身近な暮らしの温かさが伝わってきます。2〜5歳の子どもにとっては、まいちゃんの姿が自分自身の生活と重なりやすく、共感しながら物語を楽しめる年齢です。あいさつや人とのかかわり方を自然に感じ取れる内容になっており、読み聞かせを通して、友だちとの関わりや気持ちのやり取りについて親子で話すきっかけにもなります。日常の一コマを丁寧に描いた、親しみやすい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おはようから一日がはじまる!
生活のリズムが自然に身につく絵本です
こぐまちゃんが顔を洗ったり着替えたりする朝の身支度の様子を、親しみやすい絵とともに描いた絵本です。1〜3歳の子どもが自分自身の毎朝の生活と重ね合わせながら楽しめる内容になっていて、生活習慣を絵本の中の出来事として自然に感じ取れます。繰り返し読み聞かせることで、朝のしたくへの見通しが持てるようになったり、生活のリズムに親しみを覚えたりする助けにもなる一冊です。シリーズを通して長く愛されてきた定番の内容です。
絵本の分野
本の特徴
世界の言葉で「こんに
ちは」、つながる喜び!
世界中の子どもたちとつながる感覚が生まれる一冊です
世界12カ国、132もの言葉で「おはよう」から「おやすみなさい」までのあいさつが紹介される一冊です。国や話す言葉は違っても、みんなで遊んだり、ご飯を食べたり、疲れて眠ったりする日常はどこも同じだということが、やさしい絵とともに伝わってきます。2〜6歳の子どもたちにとって、耳慣れない響きの言葉に触れることは新鮮な発見であり、遊び感覚で異なる文化に親しむきっかけになります。読み聞かせの中で一緒に声に出してみれば、あいさつの持つ温かさと世界の広がりを自然に感じられる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
誰かを迎えるうれしさが伝わってくる!
人間関係の温かさを学ぶ一冊です
「いらっしゃい」という声とともに、誰かを迎え入れる温かなやり取りが描かれるお話です。訪ねてくる存在をどう迎え、どんな時間を過ごすのか、日々の暮らしの中にある小さなもてなしの心が丁寧に描かれています。誰かを迎える喜びや、迎えられる嬉しさを感じられる内容で、2〜5歳の子にとっては人との関わりの温かさに触れる良い機会になります。読み聞かせの場面では、子ども自身が誰かをお迎えした時の気持ちを重ねやすく、親子で「いらっしゃい」と言い合ってみたくなるような、優しい余韻の残る一冊です。
絵本の分野
本の特徴
「ありがとう」ってどんなと
きに言うのかな?!
感謝の気持ちが自然に育つ絵本です
「ありがとう」という言葉は、いつ、どんな気持ちのときに口から出てくるものなのでしょうか。日々の暮らしの中で誰かに何かをしてもらったとき、逆に誰かに何かをしてあげたとき、子どもたちの身近な場面を通して、ありがとうが生まれる瞬間を描いていきます。長く読み継がれてきたシリーズの一冊で、素直な言葉のやりとりが親子の会話のきっかけになります。2歳から5歳ごろ、あいさつの言葉を少しずつ覚えていく時期の子に寄り添い、読み聞かせを通して「ありがとう」を言いたくなる気持ちを自然に育んでくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
初めまして、の気持ちが
いっぱい詰まってる!
新しい友達との関係が始まる喜びを感じる一冊です
保育園や幼稚園に通い始めた子どもたちの毎日を、あたたかい言葉とやさしい絵で描いた一冊です。新しい環境で出会うお友だちや先生に「よろしくね」と伝える場面を通して、初めての集団生活に踏み出す子どもの気持ちに寄り添います。緊張や不安、そして少しずつ芽生える安心感といった感情の動きが素直に描かれており、進級や入園を控えた子どもが自分の気持ちを重ねやすい内容です。読み聞かせを通して、挨拶をすることの心地よさや、友だちと関わる楽しさを感じ取ることができます。親子で新生活への期待を語り合うきっかけにもなる、やさしい気持ちになれる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
五味太郎が描く、子ども
が大好きな言葉の世界!
楽しく挨拶を学ぶコミュニケーションの基本が身につく一冊です
「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」など、日々の暮らしの中で交わされるさまざまな挨拶やことばの場面が、シンプルな絵とともに並んでいく一冊です。特別な物語を追うのではなく、生活の一場面ごとに使われることばを丁寧に見せていく構成で、繰り返し眺めるうちに自然と言葉が身についていきます。1〜3歳の、ちょうど言葉や人との関わり方を覚え始める時期の子にとって、日常の挨拶を親しみやすく感じられる内容です。読み聞かせの中で実際に声に出して真似してみるのも楽しい一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | かぞく生活ユーモア | ||
| 2 | 定番小学館 | 2〜5歳 | ことば感情生活 | ||
| 3 | 定番童心社 | 2〜4歳 | 生活あいさつ探す・見つける | ||
| 4 | 童心社 | 2〜5歳 | 友だち物語あいさつ | ||
| 5 | 定番こぐま社 | 1〜3歳 | 生活あいさつシリーズ | ||
| 6 | 幻冬舎 | 2〜6歳 | ことば友だち生活 | ||
| 7 | 童心社 | 2〜5歳 | 生活物語あいさつ | ||
| 8 | 偕成社 | 2〜5歳 | 生活ごめんね・ありがとうあいさつ | ||
| 9 | 童心社 | 2〜5歳 | 友だち保育園あいさつ | ||
| 10 | ブロンズ新社 | 1〜4歳 | ことば生活あいさつ |
あいさつの絵本は、「おはよう」「ありがとう」といった言葉を、生活の場面の中で自然に身につけられるよう描きます。あいさつで相手が笑顔になる様子に触れることで、あいさつの心地よさを実感できます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. あいさつが苦手な子にはどう読んであげればいいですか?
A. 無理に言わせようとせず、絵本の中であいさつをすると相手が嬉しそうになる様子を一緒に楽しむことから始めましょう。子どものペースであいさつへの興味が育ちます。
Q. 2歳に「あいさつ」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「あいさつ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。