
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
5歳で感情の絵本を選ぶときは、うれしい・かなしい・こわいなど感情を理解できる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
母と子の絆が描く、
心があたたまる物語!
家族の絆の大切さをそっと教えてくれる一冊です
厳しい現実の中で暮らしていた子どもが、ある日不思議な世界へ導かれ、そこで本当の父や新しい仲間と出会うところから始まる物語です。美しくも切なさを含んだ情景描写と、静かで陰影のある絵が響き合い、孤独や勇気、家族への思いといった感情を丁寧にすくい上げます。4〜6歳の子どもには少し深いテーマも含みますが、大人と一緒に読むことで安心して物語の世界に浸ることができ、読み聞かせの時間が心に残る特別なひとときになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
何度も生まれ変わるねこの
物語に涙が止まらない!
命と愛について深く考える時間が生まれる一冊です
何度も死んでは生き返り、そのたびに違う飼い主のもとで暮らしてきた一匹の猫の物語です。誰にも愛されても満たされなかった猫が、あるとき出会いを通して変わっていく様子が描かれ、生きることや愛すること、命の重みについて静かに問いかけてきます。3〜6歳ごろから感情や想像力が豊かになっていく子どもに向けて、親しみやすい絵と言葉で深いテーマを届けてくれる一冊です。読み聞かせのあとに親子で感想を語り合う時間も生まれやすい物語です。
絵本の分野
本の特徴
動物たちの心の揺らぎが、
深く心に響く!
やさしさとは何かを問いかける、
感情豊かな物語です
「ひとりぼっちのガブ」「メイはなんにもこわくない」「ごちそうがいっぱい」「だれもしらないヒーロー」「しろいやみのはてで」の五編を収めた短編集で、木村裕一の物語とあべ弘士の絵が織りなす人気シリーズです。動物たちのあいだに生まれる友情や葛藤、切なさやおかしみが一編ごとに描かれ、3〜6歳の子どもから大人まで幅広く心に響きます。一話ずつ完結しているので、夜寝る前に少しずつ読み進めるのにも向いており、登場人物の気持ちの揺れ動きを親子で感じながら、感情の豊かさに触れられる読み聞かせの時間
絵本の分野
本の特徴
いじめられた子が、
本当の自分を見つける物語!
内面の美しさと成長の喜びを感じる絵本です
兄弟たちから邪険にされ、ひとりぼっちで家を出たあひるの子が、いくつもの季節を越えながら自分らしい姿へと近づいていく様子を描いた物語です。孤独や悲しみ、不安といった気持ちの動きが丁寧に描かれており、3〜6歳の子どもが登場人物の心情に寄り添いながら想像力を働かせるきっかけになります。つらい出来事の先に何があるのかを一緒に想像しながら、親子でゆっくりとページをめくり、心に残る読み聞かせのひとときを過ごせる名作です。
絵本の分野
本の特徴
春の日差しの中で見つかる、
本当のいいこと!
やさしい心と思いやりを育む一冊です
あたたかな春の日、女の子の心にふっとわきあがるうれしい気持ちを、やさしい言葉と絵でつづった一冊です。小さな出来事の中に「いいことって、こういうことかもしれない」と感じる瞬間が重ねられ、読み進めるうちに、日々のささやかな喜びに気づかされます。派手な事件は起こりませんが、そのぶん子どもの素直な感覚に寄り添う静かな時間が流れます。3〜6歳の子にとっては、自分の身の回りにも同じような「いいこと」があるかもしれないと想像するきっかけになり、思いやりの気持ちや、うれしいという感情そのものに触れる機会にもなります。
絵本の分野
本の特徴
やさしさが次々と広がっていく!
思いやりの心が育つ名作絵本です
森の中にぽつんと置かれた一脚のいすに「どうぞ」と書かれた札が下がっているところから、心温まる出来事が続いていきます。次々とやってくる動物たちが、いすに置かれたものを見つけては自分の持ち物を代わりに残していく様子が、繰り返しのリズムとともに描かれ、小さな子どもでも展開を追いやすい構成になっています。誰かの親切がまた次の親切を生んでいく流れは、思いやりの気持ちを自然に感じさせてくれます。読み聞かせでは、次にどんな動物が現れて何を残していくのかを親子で予想しながら楽しめ、優しい気持ちがじんわりと広がる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
橋の上で出会う、
おじさんの不思議な話!
心優しくなる、
生命の大切さが静かに伝わる名作です
学校帰り、橋の上でひとり川を眺めていた少年が、通りかかったおじさんからふしぎな話を聞かせてもらうところから物語は始まります。静かな川辺の情景とともに語られる不思議な話は、いのちや時間のつながりについて、子ども自身の感じ方で受け止められるように描かれています。派手な展開ではなく、じんわりと心に残るような静かな時間が流れるお話で、4〜6歳の子どもと一緒に読むと、聞き終えたあとにふと会話が生まれるかもしれません。親子でゆっくり向き合いたい夜の読み聞かせにおすすめの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
平和って、こんなに素敵なんだ!
やさしさの大切さが心に届く絵本です
小さな子どもの視点から「へいわ」とはどんなことかを、素直な言葉でつづった詩のような絵本です。ごはんを食べられること、家族と眠れること、友だちと笑い合えることなど、当たり前に思える日々の場面を通して、平和の意味がやさしく浮かび上がってきます。4〜6歳の子には難しい言葉を使わずに大切なテーマに触れる機会となり、身近な幸せに気づくきっかけになります。読み聞かせでは、家庭や友だちとの日常を振り返りながら、平和について親子で言葉を交わす穏やかな時間が生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おもちゃが本当の友達に
なるってどういうこと?!
深い愛情と成長を静かに感じる名作です
男の子に贈られたぬいぐるみのうさぎが、古びたおもちゃたちの中で「ほんもの」になることを夢見るお話です。誰かに深く愛されることで心が通い、大切な存在になっていく過程が、やわらかな筆致で描かれます。ぼろぼろになっても愛され続けることの意味を、子どもなりに感じ取れる内容で、持ち物への愛着や友だちを思う気持ちが育ち始める3歳頃から楽しめます。読み聞かせでは、うさぎの気持ちに寄り添いながら、親子で「大切にする」というテーマについて自然に語り合うひとときになるでしょう。静かな余韻の残る一冊です。
絵本の分野
本の特徴
気持ちに名前がつく!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
ロボットの兵隊たちが戦いに向かう、少し先の未来のような世界が舞台になっています。ぼくたちはそんな遠い出来事とは関係なく、安心して暮らしているはずだったけれど、物語が進むにつれて、その静かな日常の裏側にあるものへと目が向けられていきます。詩のような言葉と絵によって、戦争や平和というテーマが、難しい説明ではなく静かな余韻とともに伝わってきます。4〜6歳の子にとっては、まだ理解しきれない部分があっても、涙や悲しみという感情を通して何かを感じ取るきっかけになり、読み聞かせでは親子で言葉少なに向き合う、深い時間になるはずです。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番岩波書店 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 2 | 定番講談社 | 3〜6歳 | どうぶつ感情物語 | ||
| 3 | 定番講談社 | 3〜6歳 | どうぶつ感情物語 | ||
| 4 | 定番小学館 | 3〜6歳 | どうぶつ感情物語 | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 思いやり感情 | ||
| 6 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | どうぶつ思いやり感情 | ||
| 7 | 定番河出書房新社 | 4〜6歳 | 思いやり感情物語 | ||
| 8 | ブロンズ新社 | 4〜6歳 | 思いやり感情物語 | ||
| 9 | 定番ブロンズ新社 | 3〜6歳 | どうぶつ感情物語 | ||
| 10 | 定番童心社 | 4〜6歳 | 感情物語 |
5歳は物語の流れを理解し、知識や社会性への関心が深まる時期です。「感情」の絵本を探すときは、少し長めの物語や図鑑、考える絵本を選ぶことを意識しつつ、気持ちを言葉にしやすく、子どもが共感できる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、5歳の発達と「感情」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
感情の絵本は、うれしい・かなしい・おこる・こわいといったさまざまな気持ちに名前をつけ、受けとめる力を育てます。登場人物に共感することで、子どもは自分の気持ちを言葉にできるようになり、友だちの気持ちを想像する土台にもなります。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 感情の絵本はどう読むと効果的ですか?
A. 読んだあとに「どんな気持ちだったと思う?」と話してみるのがおすすめです。気持ちを言葉にする練習になり、自分の感情とも上手に付き合えるようになります。
Q. 5歳に「感情」の絵本は向いていますか?
A. 5歳は物語の流れを理解し、知識や社会性への関心が深まる時期です。「感情」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、少し長めの物語や図鑑、考える絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は5歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。