
5歳は物語の流れを理解し、知識や社会性への関心が深まる時期です。「ごっこ遊び」の絵本を探すときは、少し長めの物語や図鑑、考える絵本を選ぶことを意識しつつ、お店・料理・変身など、まねしたくなる場面があるお話を選ぶとよいでしょう。このページでは、5歳の発達と「ごっこ遊び」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
5歳でごっこ遊びの絵本を選ぶときは、読んだあとにごっこ遊びへつながる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
ひさしの下に広がる不思議な世界!
身近なものから想像力をふくらませる時間です
ひさしという名前の男の子が、自分だけの小さな村を思い描くところから物語が広がっていきます。誰もいない場所に自分の考えた家や道や人々を配置していく様子は、子どもがひとりで遊びながら空想の世界を組み立てていく心の動きそのものです。読み進めるうちに、村の中でどんな出来事が起こり、どんな暮らしが営まれていくのかが少しずつ見えてきて、想像することの楽しさと同時に、そこに関わる人やものへの思いやりも自然と感じ取れる構成になっています。3歳から6歳くらいの、自分の頭の中でお話を作ったりごっこ遊びをしたりするのが好きな時期の子どもにはとても馴染みやす
絵本の分野
本の特徴
忍者になったつもりが、
タイムスリップ!
友だちとの秘密の冒険にわくわくが止まらない絵本です
忍者のまねをして遊んでいたら、うっかりがけから転がり落ちてしまったわんぱくな三人組。痛む体を起こして周りを見回すと、そこには見慣れないお城や馬の姿があり、どうやら自分たちが昔のお侍の時代に迷い込んでしまったらしいことに気づきます。ごっこ遊びの延長から思いがけない冒険へと展開していく物語は、忍者やお城といった子どもの好きな要素にあふれ、友だち同士で力を合わせる楽しさも伝わってきます。この先いったい何が待ち受けているのか、続きが気になる展開に、読み聞かせの時間もぐっと盛り上がる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
どんぐりのパン屋さんで、
ごっこ遊びが始まる!
物語の世界を体験しながら、
社会性が育つ絵本です
「いらっしゃいませ!」の元気な声から始まる、どんぐりむらのぱんやさんをのぞいてみるお話です。並んだパンの数々やお店のにぎわいを楽しんだあとには、きって作って遊べるおかいものごっこのページも用意されており、絵本の世界がそのまま手あそびへと広がっていきます。物語を読む楽しさとごっこ遊びの楽しさが一冊でつながっているので、読み聞かせのあとも自然と遊びが続き、繰り返し手にとりたくなる一冊です。お店屋さんごっこが好きな年齢の子どもにとって、想像力や人とのやりとりを楽しむきっかけにもなります。
絵本の分野
本の特徴
どんぐりむらの本屋さん、開店です!
優しい世界観で社会のつながりを学ぶ絵本です
どんぐりの帽子をかぶった村人たちが暮らす小さな村を舞台に、本屋さんでのやりとりを描くお話です。どんぐりたちがお店を営む愛らしい世界観の中で、本を選ぶ楽しさや、お店の人とお客さんとのふれあいが温かく描かれています。小さな生き物たちの暮らしぶりを覗き見るような親しみやすさがあり、身近なお店屋さんごっこの世界とも重なって、子どもの想像力を優しく刺激します。読み聞かせでは、どんぐり村の細やかな描写を一緒に眺めながら、お話の世界にゆったりと入り込む時間になるでしょう。シリーズの他のお話とあわせて楽しむのもおすすめです。
絵本の分野
本の特徴
何にだってなれちゃう、
主人公の無限の可能性!
自分らしさを見つけるきっかけになる絵本です
主人公の女の子が、その時々の気分や出来事に合わせて、パン屋さんになったり、忍者になったり、はたまた誰かのお母さんになったりと、次々に「なんにでもなれる」自分を思い描いていくお話です。空想の中で色々な自分を試しながら、今の気持ちや将来への漠然とした思いと向き合っていく様子がユーモラスかつ優しく描かれており、読む子どもも一緒に「自分は何になりたいか」を想像したくなります。夢や自分らしさについて親子で語り合うきっかけになる一冊で、日々の感情の揺れ動きにもそっと寄り添ってくれる内容です。
絵本の分野
本の特徴
大人も子どもも、仕事の
意味を考えさせられる!
いろんな職業への興味が広がる絵本です
大人になったら何の仕事をしようか、まだよくわからない子どもが、いろいろな仕事について相談できる不思議な窓口を訪れるところから物語が始まります。世の中にはどんな仕事があり、それぞれの仕事にはどんな意味があるのか、身近な視点からユーモラスに描かれ、働くことそのものについて親子で考えるきっかけになります。将来の夢がまだ定まらない子はもちろん、すでに憧れの職業がある子にとっても、視野を広げるおもしろい発見があるはずです。大人が読んでも自分の仕事を見つめ直したくなる内容で、読み聞かせのあとに「どんな仕事がしたい?」と自然に会話が広がる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
雨の日のおみせやさん、
何が起きるのか!
ロングセラーが教える、
ごっこ遊びの楽しさが満載です
雨の降る日、ぼくは家でお店やさんを開くことにします。「いらっしゃい、いいものうりますよ」という元気な声とともに、身近なものを使ったお店屋さんごっこが始まり、次々とお客さんがやってきては品物を選んでいきます。外で遊べない雨の日でも、工夫次第で楽しい時間が生まれる様子が、親しみやすい言葉とテンポのよい展開で描かれています。3〜6歳の子にとっては、自分もお店屋さんになったつもりで一緒に声を出したくなるような内容で、読み聞かせの時間には、実際にごっこ遊びへと発展させたくなるような、元気で温かいひとときが生まれるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
大人になったら、何になろう?!
子どもの夢や希望が広がる名作です
小さな子どもたちが「おおきくなったら」何になりたいかを思い描く姿を、やさしい絵とことばでつづった一冊です。動物になりたい子、乗り物にあこがれる子、大人の仕事にわくわくする子など、それぞれの夢がつぎつぎに登場し、ページをめくるたびに新しい「なりたいもの」に出会える楽しさがあります。2〜5歳の子どもにとっては、自分自身の「大きくなったら」を重ね合わせながら聞ける身近なテーマで、想像をふくらませるきっかけになります。読み聞かせの時間には、読み終えたあとに「あなたは何になりたい?」と親子で語り合う会話も自然に生まれ、子どもの気持ちや夢を知る温
絵本の分野
本の特徴
犬になりきって、世界を見つめ直す!
違う視点を知ることで、
共感する力が育つ一冊です
ある日、主人公が「ぼくは犬や」と宣言するところから、ちょっと不思議で愉快な物語が始まります。人間なのに犬になりきってみたり、犬の目線でまわりを見つめてみたり、いつもの日常が少しちがって見えてくるような遊び心にあふれた展開が続きます。素朴でユーモラスな言葉とテンポのよい語り口が、子どもの想像力をくすぐります。2〜5歳の子どもにとっては、身近などうぶつになりきる楽しさを味わいながら、自分とはちがう存在の気持ちを想像するきっかけにもなる一冊です。読み聞かせの時間には、声色を変えたり一緒に犬のまねをしたりしながら、親子でくすくす笑い合えるよう
絵本の分野
本の特徴
お面をかぶるとあら不思議、
別の顔になっちゃった!
しかけをめくる楽しさで、
表現の世界が広がる絵本です
ページの中にさまざまな顔や動物の姿が描かれ、目や口の部分をくりぬいたり切り取ったりして実際にお面のように使って遊べる工夫が凝らされた一冊です。眺めるだけでなく手を動かして作る楽しさがあり、できあがったお面をかぶって家族に見せたり、なりきって遊んだりと、絵本から遊びへと自然に広がっていきます。優しい色合いと繊細な線で描かれた表情豊かな絵は、見ているだけでも心が和み、感性を刺激してくれます。小さな子から一人でめくって楽しめる年齢まで幅広く親しめる内容で、親子で一緒に手を動かしながら会話を重ねる時間としても心温まるひとときになります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 福音館書店 | 4〜6歳 | 物語ごっこ遊び | ||
| 2 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | 友だちユーモア物語 | ||
| 3 | 定番学研マーケティング | 3〜6歳 | 食育物語ごっこ遊び | ||
| 4 | 定番学研マーケティング | 3〜6歳 | 物語ごっこ遊びシリーズ | ||
| 5 | PHP研究所 | 3〜6歳 | 感情物語ごっこ遊び | ||
| 6 | 集英社 | 5〜6歳 | 生活物語ごっこ遊び | ||
| 7 | 定番童心社 | 3〜6歳 | ユーモア物語ごっこ遊び | ||
| 8 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 感情物語ごっこ遊び | ||
| 9 | ブロンズ新社 | 3〜6歳 | どうぶつユーモアごっこ遊び | ||
| 10 | 童話屋 | 2〜5歳 | どうぶつしかけごっこ遊び |
ごっこ遊びの絵本は、読んだあとに「自分もやってみたい」という気持ちを引き出します。お店やお料理、変身ごっこなど身近な場面を描いたお話は、絵本の世界をそのまま遊びに広げるきっかけになります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 絵本からごっこ遊びにつなげるコツはありますか?
A. 読んだあとに絵本の場面を一緒に再現してみるのがおすすめです。親も一緒にごっこ遊びに加わると、子どもの遊びがさらに広がります。
Q. 5歳に「ごっこ遊び」の絵本は向いていますか?
A. 5歳は物語の流れを理解し、知識や社会性への関心が深まる時期です。「ごっこ遊び」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、少し長めの物語や図鑑、考える絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は5歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。