
1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「図鑑」の絵本を探すときは、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶことを意識しつつ、写真や絵が見やすく、眺めて楽しい図鑑を選ぶとよいでしょう。このページでは、1歳の発達と「図鑑」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
1歳で図鑑の絵本を選ぶときは、知識や観察の楽しさにつながる絵本・図鑑を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
車の動きが目で見て楽しめる!
身近な乗り物への興味を引き出す一冊です
街中を走るさまざまな自動車たちが、シンプルで力強い絵とともに次々に登場する一冊です。乗用車やトラック、バスなど身近な乗り物が描かれ、その形や動きに小さな子どもの目が釘付けになります。言葉数を抑えた構成になっているため、まだ長い文章を聞くのが難しい年齢の子どもでも、絵を見ながら乗り物の名前や特徴を楽しく覚えていくことができます。読み聞かせの場面では「これは何の車かな」と親子で指さししながら会話を広げやすく、乗り物への興味や関心を育む最初の一冊としてもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
ぱんだへの大きな好きが詰まった絵本!
動物への愛情と想像の世界が広がる一冊です
愛らしいぱんだの姿や仕草を通して、食べたり遊んだりのんびり過ごしたりする様子がやさしく描かれる絵本です。ぱんだの丸い体つきや白黒の模様、笹をかじる姿など、子どもがぱんだに親しみを持てるような場面が丁寧に描かれています。2〜4歳の子どもにとってぱんだは動物園などで見る憧れの存在であり、身近な絵本の中でその姿にじっくり向き合えることは大きな喜びになります。読み聞かせでは「ぱんださん、何しているのかな」と指差しながら言葉のやりとりを楽しめ、動物への興味や想像力を優しく育む時間になります。
絵本の分野
本の特徴
黒いページをめくると世界が変わる!
色彩の不思議を発見する感性が磨かれる一冊です
「くろ」という色をテーマに、身のまわりにある黒いものや黒から広がるイメージを楽しく見せてくれる一冊です。夜のとばりや動物の模様、身近な道具など、黒色が持つさまざまな表情を通して、色そのものの面白さやイメージの広がりを感じ取ることができます。単なる色の説明にとどまらず、ページをめくるたびに新しい発見があるような構成になっており、小さな子どもでも直感的に楽しめる工夫が感じられます。1歳から4歳ごろの、色や形への興味が育ち始める時期の子どもにぴったりで、読み聞かせをしながら「黒いものって他に何があるかな」と親子で会話を広げるきっかけにもなり
絵本の分野
本の特徴
言葉の響きと広がりが、心をつかむ!
語彙が自然に増え、
言葉への愛が深まる一冊です
身のまわりにあるものや動作、気持ちを表す言葉が、絵と共にのびのびと紹介されていく一冊です。ひとつの言葉から次の言葉へと連想がつながり、言葉の世界がどんどん広がっていく構成になっており、赤ちゃんから幼児まで、その時々の発達に合わせて楽しめます。日常でまだ言葉にできていない気持ちやものの名前に出会うきっかけになり、読み聞かせを通して親子で言葉を確かめ合う時間が生まれます。ことばを覚え始めた子から、すでにたくさん話せる子まで、幅広い年齢で繰り返し読みたくなる内容です。
絵本の分野
本の特徴
野菜たちと仲良くなれるお話だ!
食べ物への親しみと好奇心が自然に育つ絵本です
にんじんやきゅうり、トマトなど身近な野菜が次々と登場し、それぞれの形や色の特徴が親しみやすいタッチで描かれる絵本です。シンプルで力強い絵柄が野菜そのものの魅力を引き立て、小さな子どもでも一目で何の野菜か分かりやすく楽しめます。食卓でよく目にする野菜が絵本の中に出てくることで、苦手意識のある子も興味を持つきっかけになるかもしれません。読み聞かせの際には、実際に食べたことのある野菜を話題にしながら読み進めると、食への関心を育む会話が自然に生まれ、親子で食卓を楽しむ時間にもつながります。
絵本の分野
本の特徴
かわいい動物たちが、ぴょん、ぴょん!
しかけをめくる楽しさと生き物への興味が広がる絵本です
いぬやねこ、ぱんだ、うさぎ、いるかなど、子どもに人気の動物たちが次々と登場する一冊です。ページのしかけをめくると動物がいきおいよく飛び出してくるので、小さな子でも思わず手を伸ばしたくなります。それぞれの動物の特徴やすんでいる場所も自然にわかるようになっており、鳴き声やオノマトペが多く盛り込まれているため、読み聞かせのリズムも楽しめます。1歳前後から手にとりやすく、めくる・動かすという体験を通して動物への興味を広げてくれます。動物園に出かける前後に読むと、実際に見た動物と絵本の姿を結びつけながら会話が広がり、親子のお出かけの思い出をより
絵本の分野
本の特徴
きいろの世界に包まれる!
色彩の豊かさに目覚める体験ができる絵本です
きいろに包まれたページをめくっていくと、身のまわりにあるいろいろな黄色いものたちが次々に登場する絵本です。ひよこやレモン、たんぽぽなど、子どもが日常で目にする黄色いものが親しみやすい絵で描かれ、色そのものを主役にした構成が楽しい一冊になっています。文字の少ないシンプルな作りなので、1歳ごろの赤ちゃんから、指さしをしながら「きいろだね」と語りかける読み聞かせに向いています。色の名前を覚え始める2〜4歳の子には、身近なものと色を結びつける遊びとしても楽しめ、ページをめくるたびに新しい黄色が見つかる発見の喜びを味わえます。
絵本の分野
本の特徴
かばさんの世界観に、
すっかり引き込まれる!
動物への好奇心が広がる古典の傑作です
大きな体でのっそりと水辺に暮らすかばさんの一日を、やさしいタッチで描いた絵本です。水の中に潜ったり、大きな口を開けてあくびをしたり、日向でのんびり過ごしたりと、かばの何気ないしぐさや表情が丁寧に描かれ、動物の姿をじっくり見つめる楽しさを味わえます。難しい言葉や複雑な物語ではなく、繰り返しのリズムや素朴な展開で構成されているため、動物園や図鑑でかばを見たことがある子はもちろん、初めて出会う子でも親しみを感じやすい内容です。2歳から5歳ごろの子どもは、大きな生き物への好奇心や親近感を膨らませながら、絵をゆびさして声を出したり、まねっこ遊び
絵本の分野
本の特徴
くすっと笑える、
ユニークなおしりの世界!
楽しさいっぱいで読む時間が弾む一冊です
さまざまな動物たちが自分の「おしり」を誇らしげに見せ合うという、体の一部にスポットを当てたユーモラスな絵本です。丸いおしり、ふさふさのおしり、模様のあるおしりなど、動物ごとの個性がおしりを通して楽しく紹介され、子どもたちの笑いを誘います。2〜5歳の子は、自分の体や動物の体の違いに親しみながら、比べたり真似したりする遊びの感覚で楽しむことができます。読み聞かせでは、次はどんなおしりが出てくるかを一緒に予想したり、実際に体を動かして真似してみたりと、笑い声の絶えない賑やかな時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
にんじんが主人公の愛らしいお話!
野菜への親しみと感性を育む一冊です
畑から抜かれた一本のにんじんが主人公となり、その姿かたちや色合いを生き生きと描いた絵本です。橙色のつややかな体や葉っぱの緑、土の匂いまで感じられるような描写を通して、身近な野菜が持つ表情や個性に気づかせてくれます。物語としての展開を楽しみながら、にんじんという存在をあらためて見つめ直す時間になるでしょう。2〜5歳の子どもは、色や形への興味が育つ時期にあり、絵の中の質感や動きに自然と目を引かれるはずです。読み聞かせでは、にんじんの様子を一緒に指さしたり声に出したりしながら、食べもの本来の姿への親しみを育める一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番こぐま社 | 1〜4歳 | ことばのりもの図鑑 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 1〜4歳 | どうぶつことば図鑑 | ||
| 3 | 定番復刊ドットコム | 1〜4歳 | 色図鑑シリーズ | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 1〜4歳 | ことば図鑑 | ||
| 5 | 定番こぐま社 | 1〜4歳 | 食育色図鑑 | ||
| 6 | 童心社 | 1〜4歳 | どうぶつ図鑑しかけ | ||
| 7 | 復刊ドットコム | 1〜4歳 | 色図鑑シリーズ | ||
| 8 | 定番こぐま社 | 1〜4歳 | どうぶつ図鑑物語 | ||
| 9 | 福音館書店 | 1〜4歳 | どうぶつ図鑑ユーモア | ||
| 10 | 福音館書店 | 1〜4歳 | 食育色図鑑 |
図鑑は、子どもの「知りたい」気持ちに応え、観察する楽しさと知識への入り口をひらきます。最初から全部読む必要はなく、好きなページを眺めるだけでも十分。興味のあるテーマの図鑑は、何度もめくるうちに自然と知識が広がっていきます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 図鑑は何歳から楽しめますか?
A. 2〜3歳から、絵や写真を眺めて指さしするだけでも楽しめます。年齢が上がると説明文も読むようになり、長く使える一冊になります。
Q. 1歳に「図鑑」の絵本は向いていますか?
A. 1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「図鑑」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は1歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。