
「感情」を育てる絵本は、うれしい・かなしい・おこる・くやしいといったさまざまな気持ちを物語で描き、感情に名前をつけて受けとめる力を育てます。0〜6歳は自分の気持ちとの付き合い方を学ぶ時期。登場人物に共感することで、自分や友だちの気持ちを想像し、思いやる心が育ちます。読み聞かせのあとに「どんな気持ちだったかな?」と話すと、気持ちを言葉にする練習にもなります。このページでは、心の育ちを応援する年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
思いやりの絵本は、「やさしくしなさい」と教えるためではなく、登場人物の気持ちを想像する経験を通じて、他者を思う心を育てます。困っている人や悲しんでいる人の気持ちに気づき、自分にできることを考える。その積み重ねが、本物のやさしさにつながります。
うれしい・かなしいなどの気持ちを知り・表し・受けとめる力。共感する心が育ちます。
絵本の分野
本の特徴
友だちづきあいのヒントが満載!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
おさんぽしていたジョジョくん、みんなが「ぎゅっ」としているのをみてママがこいしくなりました。「ママー!」どうぶつたちのしあわせそうなかお!おもわず、ぎゅっとしたくなる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
おしいれから始まる、
忘れられない大冒険!
友情と勇気の大切さを、
手に汗握る体験で学ぶ一冊です
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。 ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計230万部を超えるロングセラー絵本。
絵本の分野
本の特徴
もらった赤い物が、
どんどん旅に出ていく!
思いやりの心が育つ、
世代を超えて愛される名作です
3歳になったまこちゃんが誕生日に赤い帽子や赤いえりまき、赤い手袋、赤いブーツをもらい、うれしくなって森の動物たちに見せに出かけるお話です。ところが道中で困っている動物たちに出会い、まこちゃんは自分の大切な贈り物を次々に貸してあげます。かわいい色使いと繰り返しのある展開で、2〜4歳の子どもにも状況がわかりやすく、誰かに優しくすることの気持ちよさが自然に伝わってきます。誕生日という身近な出来事から、思いやりや分かち合いについて親子で語り合うきっかけになる一冊で、読み聞かせの後には自分の持ち物を誰かに貸してあげた経験を思い出すお子さんもいる
絵本の分野
本の特徴
やさしい気持ちが芽生える!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
親子で読んでほしい、たくさんの愛を伝えられるメッセージ絵本 ここは、小さなどうぶつたちが暮らす森。どんなことをお話ししているのかのぞいてみたら...... そこは、やさしさであふれていました。「かなしいきもちはね、ふたをしなくていいんだよ。」「あなたは、よいこ。なにかをじょうずにできなくても。みんなと同じようにできなくても。」つらいとき、心細いとき、いつもあなたの心にそっと寄りそってくれる、心温まる絵と言葉がつまったメッセージ絵本です。
絵本の分野
本の特徴
友だちづきあいのヒントが満載!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
朝ごはん食べた後、ぎゅっ!ご本を読んだ後、ぎゅっ!おさんぽした後、ぎゅっ!ママがぼうやを何度もぎゅっと抱きしめます。
絵本の分野
本の特徴
やさしさが次々と広がっていく!
思いやりの心が育つ名作絵本です
森の中にぽつんと置かれた一脚のいすに「どうぞ」と書かれた札が下がっているところから、心温まる出来事が続いていきます。次々とやってくる動物たちが、いすに置かれたものを見つけては自分の持ち物を代わりに残していく様子が、繰り返しのリズムとともに描かれ、小さな子どもでも展開を追いやすい構成になっています。誰かの親切がまた次の親切を生んでいく流れは、思いやりの気持ちを自然に感じさせてくれます。読み聞かせでは、次にどんな動物が現れて何を残していくのかを親子で予想しながら楽しめ、優しい気持ちがじんわりと広がる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
「イヤ!」の毎日に効く一冊!
イヤイヤ期の親子にそっと寄り添う一冊です
元気いっぱいのノンタンが、けがをしたり痛い思いをしたりする出来事を通して、痛みや優しさについて考えるお話です。友だちが困っている場面や、痛いときにどう声をかけるかといったやりとりが描かれ、子どもたちにとって身近な感覚で「思いやり」を感じ取れる内容になっています。転んだり泣いたりする場面もありますが、ノンタンらしい明るいテンポで進むので、深刻になりすぎず楽しく読めます。自分やお友だちが痛い思いをしたときの気持ちに寄り添うきっかけとして、2歳から6歳の読み聞かせにぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
強いティラノサウルスの本当の気持ち!
違う者同士を理解する心が育つ一冊です
強くて恐ろしいはずのティラノサウルスが、ある出会いをきっかけに自分でも戸惑うような気持ちを抱くようになる物語です。力の強い者と弱い者、敵と味方といった単純な関係では割り切れない感情の揺れ動きが、シンプルな言葉とダイナミックな絵で描かれ、小さな子どもにも状況がわかりやすく伝わります。恐竜の迫力を楽しみながらも、思いやりや優しさとはどういうことかを自然に考えさせられる内容で、読後には親子で「どうしてそう思ったのかな」と話し合うきっかけにもなります。恐竜が好きな3〜6歳の子の心にまっすぐ響く一冊です。
絵本の分野
本の特徴
佐野洋子が描く、
心優しい王さまの物語!
思いやりと勇気に満ちた感動の一冊です
少しもいばらず、家来にも民にもやさしく接している王さまが、ある日隣の国から攻め込まれるという出来事に直面するところから物語が始まります。力や争いではなく、王さまらしさとは何かを静かに問いかけるようなお話で、素朴でありながら深い余韻を残す展開が魅力です。3〜6歳の子には、優しさや思いやりが人を動かす力になることを、難しい言葉を使わずに感じ取れる内容になっています。読み聞かせでは、王さまの選ぶ道に親子で耳を傾けながら、正しさや強さについて自然と話し合うきっかけが生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
やさしいおじいちゃんの
笑顔に心がほぐれる!
思いやりと家族の温かさを感じられる一冊です
おじいちゃんと孫たちが繰り広げるにぎやかな暮らしを描く人気シリーズの一冊です。何か困ったことが起きても、おじいちゃんはいつも「いいからいいから」とのんびり構えて受け止めてくれます。大人なら慌ててしまいそうな出来事も、ゆったり包み込む懐の深さが子どもにも安心感を与えてくれるでしょう。方言まじりの温かい語り口とユーモラスな絵が、家族の絆やゆるされることの心地よさを伝えます。読み聞かせでは、笑いながらも心がほっとゆるむような時間になり、失敗を恐れずにいられる気持ちを親子で共有できる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番徳間書店 | 0〜4歳 | 友だち思いやり | ||
| 2 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 友だち思いやり物語 | ||
| 3 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | どうぶつ色思いやり | ||
| 4 | 定番パイインターナショナル | 3〜6歳 | 思いやりプレゼント | ||
| 5 | 定番岩崎書店 | 0〜4歳 | 友だち思いやりプレゼント | ||
| 6 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | どうぶつ思いやり感情 | ||
| 7 | 定番偕成社 | 2〜6歳 | イヤイヤ友だち思いやり | ||
| 8 | 定番ポプラ社 | 3〜6歳 | 思いやり物語恐竜 | ||
| 9 | 定番講談社 | 3〜6歳 | 思いやり物語 | ||
| 10 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | かぞく思いやりユーモア |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 思いやりはどう育てればいいですか?
A. 絵本で「この子はどんな気持ちかな?」と一緒に考えることが第一歩です。気持ちを想像する経験を重ねることが、行動としてのやさしさにつながっていきます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。